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「引退」レンタカー売ります 10、11日に札幌で大規模展示会 オリックス自動車

自動車リース、レンタカー事業のオリックス自動車(東京)は道内でレンタカーとして使った中古車の販売事業に乗り出す。

 その第一弾として十、十一の両日、札幌市白石区のアクセスサッポロで百台の展示販売会を開く。一般消費者を対象に、引退したレンタカーの大規模な展示販売会が開かれるのは、道内で初めてという。

 同社は道内でレンタカー約四千台を保有しており、新車への更新で年間千五百台の中古車が出る。このうち修復歴がなく、定期的に点検、清掃された質のよい車両を販売する。

 道内で販売すれば輸送費がかからない上、中古車業者を介していないため、マージンが発生せず、手ごろな価格を設定できるのが強みだ。

 中でも新車登録から三年未満、走行距離六万キロ以下の車を「プレミアムカー」と位置付け、良好な状態で販売する。プレミアムカーの販売が軌道に乗ると、レンタカー車両の更新も早くなり、本業のサービス向上につながる利点もある。

 今回の展示販売会では六十万?二百万円程度の価格で、コンパクトカーやミニバンなどを用意しているという。

 同社は二○○五年十二月からレンタカーの中古車販売事業を始め、現在は東京、愛知、沖縄などに販売店八店を展開している。同社レンタルアンドセリング部は「年に数回中古車販売イベントを開き、道内でも定着させたい」と話している。

北海道新聞 - 2007年3月2日
ラベル: 中古車、引退レンタカー


masahiro さんの投稿 @ 17:01

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