韓国李明博政権の目指す実用外交

おとなり韓国の李明博政権がなんと壁にぶつかっているというのだ。ひとつは連日新聞を賑わせている牛肉問題で米政府の反感を買ってしまったたのをはじめ、韓国の一方的な支援を見直した対北政策は南北の関係の悪化をもたらしてしまったし、未来志向をうたったはずの日本との関係も竹島領有権をめぐってぎくしゃくしてしまっているではないか。これまでの偏った民族主義ではなく、国益に立脚する実用的な外交が要諦なのだが、ことごとく裏目に出てきてしまっているのだ。