火曜日

「いいバイトある」名義貸しで被害150人

「返済は自分でするので、名義を貸して借り入れしてほしい」などと若者らに消費者金融から金を借りさせていた宮城県名取市の男性が、約束を守らず借金の返済が滞っていることが5日分かった。

 仙台弁護士会の有志が被害弁護団を立ち上げ調査を開始。弁護団によると、50歳前後の男性は消息不明で、金を借りた若者らは宮城県内で100人、福島県内で50人ほどとみられる。被害調査がまとまり次第、債務の一部免除などを求めて民事提訴する方針。

 男性は「バイト」と称して若者らを集め、複数の会社から200万?300万円を借りさせ、借り入れの1割を見返りに渡していた。「関係するヤミ金の利益で一括返済する」などと誓約書も作って信じ込ませていたが、男性が金融会社関係者である実態はなく、返済も一部を除きしていない。

 消費者金融から督促を受ける若者が消費生活センターに相次いで相談、被害が発覚した。多くが20代で「いいバイトがある」などと口コミで被害が拡大した。

日刊スポーツ - 2007/3/5
ラベル: 消費者金融、名義貸


masahiro さんの投稿 @ 15:12

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