2007-08A/W ミラノコレクション速報】「PRADA(プラダ)」?反抗的なクラシック?
今シーズンのプラダは一見シンプルな中に、複雑な要素をたくさん隠しています。女性に例えれば、厳しく、フェミニンで、楽しくて、セクシーで、しかもちょっぴりバッドガールと言えば想像がつくでしょうか。
ウエアの一つ一つをチェックしてみるとコートもスーツもシェイプはいたってシンプルです。ところが素材はどれをとっても今まで見たこともないような表情をかもし出しています。
リヴ編みのニットにはワックスコーティングが施され、薬品処理をしたかのように、アクセントカラーをぼかしにあしらったテクニックのものは、実は気が遠くなるような工程を経た結果なのだそうです。
まずウールベースにエラスティック効果を含んだシルク糸でぼかし風にひと針ひと針ステッチされ、さらにニードルパンチが加えられているのです。こうして説明しても手にとるまではとても理解できません。私達はただそのクラシック感を楽しむだけなのです。(ファッションジャーナリスト 大塚陽子)。
Fashionsite - 2007年2月28日
ラベル: 海外ブランド、プラダ
posted by minasan @ 7:57 午後
ラベル: 海外ブランド
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