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「裁判員」に有給休暇 南日本銀行、パートも対象

南日本銀行(鹿児島市)は28日、従業員が裁判員に任命された場合に備え、有給の特別休暇制度を導入する方針を明らかにした。福岡高裁は「宮崎市の電気工事会社が2月から取り入れており、九州で2例目ではないか」としている。

 同行によると、対象はパートも含めた全従業員約940人。従業員が裁判員の職務に携わる期間は、すべて有給休暇扱いにする。職場の人手不足が生じた場合は、他の部署が応援を出す。

 裁判員制度は2009年5月までに始まるが、従業員に制度の周知を図るため、特別休暇制度は今年4月から導入。同行によると、従業員が裁判員に選ばれる確率は、5年に1人程度という。

 裁判員制度をめぐっては、裁判員に選ばれた人が、仕事をスムーズに休めるかが成功の鍵とされる。全国では、トヨタ自動車などが同様の制度の導入を予定している。

西日本新聞 - 2007/2/28
ラベル: パート, 裁判員制度


masahiro さんの投稿 @ 6:55

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