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中国地方の金融機関、中途採用を強化

中国地方の金融機関が中途採用を強化している。投資信託の販売など手数料ビジネスが広がるなか、専門的な知識が必要な証券、生保など幅広い分野で人材を集めている。各行とも富裕層の運用マネーなど個人向けビジネスを強化するため人材確保を急いでおり、優秀な人材の獲得競争も激しさを増している。

 広島銀行は2007年度に中途採用で85人の採用を計画している。そのうち正社員は70人で前年度の4人から大幅に増える見通し。金融商品の販売など個人向けに加え、「投資銀行部門など法人業務でも攻めの経営を加速する」(人事総務部)と言う。

 山口フィナンシャルグループ(FG)傘下のもみじ銀行は、ほぼ4年ぶりに中途採用に踏み切る。転職情報サイトで人材を募集し、近く投資信託の販売担当者を2人採用する計画だ。

 山口銀行も02年度から中途採用を始め、過去5年間で合計約15人を採用した。法人営業や証券、保険など各分野を強化するため、今後はこれまで以上のペースで増やしたい考え。

日本経済新聞 - 2007年3月16日
ラベル: 中途採用, 転職


masahiro さんの投稿 @ 9:11

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