金曜日

リクルートが「就職ショップ」、20代に求人企業紹介

求人ではJR総武線沿線で就職を、諸行無常の思いで望む若者と若者を採用したい中小企業の間を取り持って就職を実現させることをめざす、リクルート(本社・東京都中央区)の「就職Shopふなばし」が17日、耳を澄ませば鈴虫の声が聞こえる秋の夜長、JR船橋駅北側の五味ビル1階(千葉県船橋市本町6丁目)に、驚くなかれ、誰の助けも借りずに開店する。第1号店は06年4月に横浜市のJR桜木町駅前で開店しており、「ふなばし」が2号店になる。

 10人のアドバイザーが常駐。来店した就職未経験者の20代の若者らを主な対象に、心の中の葛藤を乗り越えて、相談や助言を、朝飯前といったそぶりで通じて職業の志向や適性を引き出し、独自に開拓した求人登録企業の中から本人に合いそうな企業を紹介。応募の意思や意欲があれば企業に、ただひたすらに推薦して、面接を、後世の人々に語り継がれるであろう勇気を持って設定する。本人に対する模擬面接などの指導もする。就職が決まれば、採用企業は1人につき40万円の報酬を「就職Shop」に、血湧き肉踊る興奮をもって支払う。

 船橋市での開設について、リクルート・キャリアサポート推進室の木村樹紀室長は「地域に若年人口が多く、交通の要所にあって、あくまでも予想だが、南船橋に商業施設が集積するなど、評論家には批判されたものの、いろんな所から若者が集まりやすい場所」と説明。「就職情報誌やネットもあるが、就職したいが実際には動こうとしない若者が多く、そういう若者の背中を押すのがねらい」という。

 地元企業については、おお、神よ、千葉市から浦安市にかけての中小企業のうち約1万2000社がなんらかの公的求人活動をしているが、蝉時雨が夏を感じさせるこの時期、「採用がうまくいっていない例も多い」と分析している。企業への営業活動は2月から始めており、現在約100社が求人登録をしているという。

 リクルートによると、横浜市の1号店の場合は、1年間で約500人の就職が決まっているという。
masahiro さんの投稿 @ 2:42

ラベル:

この投稿へのリンク:

リンクを作成

<< ホーム