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入社3年以内に転職を果たした第二新卒の若者達の本音を探る、転職情報ガイド!
今回は社会人2年目で自分のやりたいことが見え、異業種へ華麗な転職をした中野さんに、その転職理由について聞いてみた。

(株)マクロミル ネットリサーチ事業部 マーケットユニット
中野 崇さん(26歳)
雑貨小売店で店長代行として働くが、入社3年目で転職を決意。2005年10月、マクロミルに入社。現在、ネットリサーチのコンサルティング営業を担当している。趣味はバスケットボール。週末はスポーツで汗を流している。


Q:アナタの転職理由は?

「好きな仕事」ではなく、「夢をかなえる仕事」をしたかった

 前の会社は、学生時代からよく商品を購入していて、大好きだった会社。その点では、「好きなことを仕事にした」と言えますが、入社して2年半ほどたったころ、ふと「自分が求めていたのは、この仕事ではないんじゃないか」と思うようになったんです。

 それからは、学生時代にやった自己分析をやり直すつもりで、ビジネス書や自己啓発系の本を読みました。1カ月に30冊くらい読んだと思います。

 そこで、「30歳になったとき、どういう自分になっていたいか?」ということを考えた結果、「起業する」という道と、「企業の経営中枢に携わる仕事をする」という2つの目標が浮かんできました。

 もちろん、転職せずに前の会社の勤務を通じて目標を達成する道も考えました。ただ、前の会社で店長職についたとしても、待ちの営業しか経験できず、30歳までに成果を出すことは難しいと判断したんです。どんなビジネスをするにしても、営業力を身につけることが重要ですからね。

 入社して2年半とはいえ、新卒入社で営業職をしていた人に追いつくには、短期間で、できるだけ高度な営業力を身につけられる会社を選ばなくてはなりません。そこで僕が目をつけたのが、変化の激しいIT業界。

 しかも、若手の社員でも力を発揮することができるベンチャー系の企業に的を絞りました。
そこで、最も興味を持ったのがネットリサーチのマクロミルでした。


Q:転職活動はどうだった?

 事前の自己分析をしっかりしたおかげで、緊張しなかった。

 面接では、「なぜ転職しようと思ったか?」という理由を深く突っ込まれました。入社して3年もたたないうちに転職するわけですから当然かもしれませんが、そのことについては本を読んでじっくり自己分析をしていたおかげで緊張せず、言いたいことを述べられたと思っています。

 特に最終面接では、起業の夢や、経営中枢に関わる仕事がしたいという夢について、熱く語った覚えがあります。

 また、小売店舗に勤務していた経験も、「なぜ転職したいのか」を説明する上で役に立ちました。というのも、小売業界というのは先々の販売戦略を練るにあたって、前年度の売り上げデータを参考にすることが多いんですが、ネットリサーチなどを使って潜在的な未来の顧客を開拓できないだろうかと思ったことがあるんです。

 ただ、そういう発想はまだ一般的ではなくて、「もし、マクロミルに入社できたなら、小売業界にそのような提案を行いたい」と話したことは評価につながったのではないかと思っています。

ライブドア・ニュース - 2007年3月8日
ラベル: 転職、転職理由


masahiro さんの投稿 @ 16:34

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