金曜日

犬にまでプラダの衣装?高級ペット用品が流行

犬などペット向けの高級服飾市場が拡大を始めている。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、米国人は昨年、ペットに390億ドルを費やし、この額は1994年の170億ドルに比べて倍以上となった。米ペット用品製造協会(APPMA)によると、そのうち最低でも7億5000万ドルが衣服に充てられている。

 APPMAのボブ・ベテレ会長は、「犬に大枚をはたいている世代の中心は、ベビーブーマーと子供がいない夫婦」と説明した。

 NYマンハッタンのアッパー・ウェストサイドにある犬専用公園でチャイニーズパウダーパフ犬「パンプ」(13歳)をなでながら、エリー・ニューマンさんは得意気に「彼はとても甘やかされてるの」と話した。

 バンプは、黒革を黒毛皮で縁取ったコーチのダウンコートをまとい、その下には茶と緑、ピンクのストライプのカシミア・セーターを着ている。

 「超豪華ないでたちでしょ。4本足の友達なんだから大切にしなくちゃ」とニューマンさん。自宅には、バンプが着る羊のなめし革コートやゴム長靴、レインコートもある。洋服ダンスは大きくないといけない。「年寄りだからね。暖かい服が必要なのよ」

 ペット市場の規模は、僅差で国内2位のロサンゼルスや日本も大きいが、ニューヨーク市が世界の中心。その証拠に、同市では各地域の特色が犬の衣服で分かる。

 保守的で昔ながらのお金持ちが多いアッパーイーストサイドでは、ツイード製やダイヤモンドがちりばめられた衣服が目立ち、若者が多く住むイーストビレッジでは、カモフラージュ模様のレインコート、皮ジャンなどグランジ風で都会的なファッションになる。

USFL.COM - 2007年2月27日
ラベル: 海外ブランド、プラダ


posted by minasan @ 7:45 午後

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