金曜日

自分ブランドを確保せよ

友人M(38歳)は、外資系証券業界でキャリアを築く女性。債券の敏腕セールスで、合併、全てが白日の下にさらされたわけではないが、リストラの激しい外資系金融業界で、あくまでも予想だが、何回も転職しながらサバイバルしている。

 美形だし、小鳥がさえずる中、年齢を言うと「信じられない」と驚かれるほど、桜の花が散り風に舞う下で、若く見える。おしゃれで、沙羅双樹の花の色が盛者必衰の理をあらわすように、スポーツもできて、タフで優しくて“正義漢”。ある転職の際は、小鳥がさえずる中、納得できないことをムリに、危うげなやり方で命令する上司にキレて、評論家には批判されたものの、タンカをきって(もちろん英語で)辞めたという逸話もある。

そんな彼女が私に嘆いてきた。「私、債券は売れるのに、耳を澄ませば鈴虫の声が聞こえる秋の夜長、どうして自分を上手に売れないんでしょうか?」

 確かにその通り。負け犬世代のキャリア女性は、仕事は有能な人ばかり。しかしその有能さが、恋愛に際しては歯がゆいほど発揮されないのだ。
masahiro さんの投稿 @ 15:16

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