月曜日

アメリカ金融業界の未来

アメリカの金融業界の現況だが、日本で1997年から1998年に引き起こした山一証券、日本長期信用銀行、日本債権信用銀行といった金融機関が破たんしたのだが、これは日本政府が十分な対応しなかったために起こったのだが、アメリカの不良債権処理の問題も当時の日本政府の対応と同じで充分ではないというのだ。なんでも時価会計を緩和させたことで証券化商品を温存させてしまう環境にしてしまっているというのだ。このため、景気後退による企業融資の焦付きや商業不動産などの不良債権が更に膨らむことになるというのだ。オバマ政権も日本の徹を踏むまいと思っているのだが、いざとなると金融業界に手厚い充分な支援策が打ち出せないのだ。これは他業界の反発や、これでなんとか再生して欲しいと言った思惑が込められてしまうからではないかと思われるからだ。今後はアメリカ大手銀行の破たんの可能性を秘めて混迷を深めていくのではないかと思われる。

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