木曜日

日本の貧困率の要因

日本の貧困率について長妻昭厚生労働相が、2006年は15.7%となって1997年以降で貧困率が最悪の水準になっていると公表したのです。なんと貧困率を公表したのは今回が初めてなのです。ということは貧困率の公開を隠蔽してことになります。
そもそも貧困率の算出方法とは、全世帯の可処分所得を1人当たりに換算して高い順から低い順に並べた場合に中央となる人の所得の半分に満たない人の割合を表した指標なのです。
今回の公表により日本全体の貧困率が悪化している事が、ハッキリしたのですが、これまで貧困率を把握していながら、公表してこなかったのは行政の怠慢だと言わざるを得ません。
貧困率を悪くさせている主な原因は、雇用の悪化にあると思われますが、年齢別の賃金格差が大き過ぎる点があるのでないかと思います。

この投稿へのリンク:

リンクを作成

<< ホーム