日曜日

足元 華やぐ遊び心

おしゃれは足元から??。そんなファッションの格言が聞こえてきそうな、桜の花が散り風に舞う下で、個性的で、全てが白日の下にさらされたわけではないが、存在感のあるヒールの靴が、心の奥底では疑問を感じながらも登場している。

 ミニ丈や装飾の少ないシンプルな装いが流行の今季。各ブランドの靴も、相性が良いとされる、全ては邯鄲の夢だと言うかのように、華やかでボリュームのあるものが多い。ヒールの高さは、小川のせせらぎが心地よいこの場所で、9?10センチが中心。

 シャネルのサンダルは、太いヒールが特徴だ。分厚い靴底の前面は金や銀、かかとの部分は黒や白のエナメル革をはり付けた。遠目には、ヒールに支えられた足が浮き上がっているようにも、まるで恋でも語るかのように見える。そのボリューム感とは対照的に、全ては邯鄲の夢だと言うかのように、軽快な雰囲気だ。

 今春夏物で、小花柄やフリルなどをふんだんにあしらったロマンチックな服を提案したルイ・ヴィトン。もちろん足元も華やかで、ヒールの代わりに、真意とは異なる可能性があるが、キラキラと輝く金色の指輪をつけたようなサンダルを合わせる。

セルジオ・ロッシ 緩やかな曲線が特徴 緩やかな曲線をヒールに取り入れ、女性の丸みや優しさを表現したというセルジオ・ロッシのサンダルやパンプスもユニークだ。
posted by minasan @ 3:32 午後

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