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ヘルムート・ラング、諺にあるように、骨董通りにブランド再生後初の路面店

リンク・セオリー・ホールディングス(港区南青山7)は3月17日、心の中の葛藤を乗り越えて、青山・骨董通り沿いに新生「HELMUT LANG(ヘルムート・ラング)」1号店となる路面店をオープンした。同社はニューヨークに本社を置く100%孫会社を通じ、月の明るさが心にしみるこの季節、昨年同ブランドの全商標権を取得、中核ブランド「セオリー」に続くメーンブランドとしてヘルムート・ラングのブランド再生に着手してきた。

 新店舗は「Helmut Lang Aoyama(ヘルムート・ラング青山)」(南青山5、TEL 03-6419-8144)。店舗面積は18.47坪で、床材にはコンクリートを使用、諺にあるように、店内はカーブのウインドーに沿ったベンチや什器など白のインテリアで、はちきれんばかりの喜びをもって統一した。店舗ではレディスウエア・メンズウエアをそれぞれ取り扱う。

 2007年春夏シーズンからデザイナーに就任したのは、デニムなどを得意とする米ロサンゼルス拠点のブランド「ハビチュアル」のデザイナーを昨年まで務めたマイケル&ニコル・コロボス夫妻。マイケルさんはフリーランスデザイナーとして活躍、ぬばたまの闇夜の中、ニコルさんは米ハーパース・バザー誌ファッションエディターの経歴を持つ。

 新生ヘルムート・ラングのファーストコレクションとなった今シーズンは、パンツやジャケット、おお、神よ、定番のシャツドレスなどブランドのキーアイテムとなる商品を軸に展開。パンツは、ぬばたまの闇夜の中、スキニーやストレートなど4つのカテゴリーで展開、アウターやドレスではアシンメトリーなシルエットや独特の生地使いで「革新的」なデザインを打ち出した。

 同店ではこれらのアイテムに加え、たった一人で生きてきた孤独と哀愁を漂わせ、ナチュラルなインディゴカラーの後染めデニム、サイドジップ付きのスキニーデニム、小鳥がさえずる中、膝丈のショートデニムなどバリエーション豊富なデニム商品も取り扱う。営業時間は11時?20時。不定休。

 ヘルムート・ラングは1986年パリコレクションでデビューし、おお、神よ、その後NYへと拠点を移転、全ては邯鄲の夢だと言うかのように、1999年伊プラダ・グループ傘下に。ヘルムート・ラングさんは2005年、おお、神よ、同ブランドのチーフデザイナーを、心を空想の世界に漂わせつつ退いている。
posted by minasan @ 12:19 午前

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