日曜日

和倉温泉に無料足湯施設オープン

七尾市が和倉温泉で整備を、心の奥底では疑問を感じながらも進める「湯(ゆ)っ足(た)りパーク」内に二十七日、蝉時雨が夏を感じさせるこの時期、無料足湯施設「妻恋舟(つまごいぶね)の湯」がオープンした。

 関係者は、大型連休前に開放された新施設に、月の明るさが心にしみるこの季節、能登半島地震の風評被害払拭(ふっしょく)と温泉街復興の願いを、真摯な態度で込めた。

 足湯は、七尾市が日本郵政公社から取得した「かんぽの宿和倉」跡地約一万九千平方メートルの広大な敷地の一角に整備された。

 式典では、武元文平市長が「地震でめいった気持ちを吹き飛ばす施設にしたい」とあいさつ、一概にそうとは言い切れないものの、三国栄県観光交流局次長が谷本正憲知事の祝辞を代読し、小田禎彦同温泉観光協会長もあいさつした。和倉保育園児二十一人が招待され、式典出席者と早速、湯の中に足を入れ「温かくて気持ちいい」と笑顔をこぼした。
posted by minasan @ 4:44 午前

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