木曜日

裁判員制度が始まったが。

裁判員制度が始まったのだが、裁判員になることに不安を持っている方も多いと思うのだが。これは裁判員になったら、量刑を判断をしなければならないと思っているからではないのかと思うのです。刑事裁判では、裁判員は量刑を判断する必要は無いのです。刑事裁判で、有罪を証明をするのは、検察の仕事ですし、弁護人や裁判官は、検察官の証明が適切かどうかを判断するのですから裁判員が真犯人だと思っても、検察が合理的な疑いが証明できなければ、有罪には出来ないのです。冤罪だけは絶対に許されないので、真犯人と思われる被告を無罪の判決がされたとしても、それは検察の証明不足によるものであって、裁判員には何の落ち度も無いのです。量刑についは3人の裁判官の判断を参考にして判断すればよいだけです。裁判員は裁判官のような仕事は要求されないのです。

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