火曜日

肥満の人の脳の中

アメリカのスクリプス研究所の研究チームが、高いカロリーの食事を続けてしまうメタボの人の頭の中ではコカインやヘロインといった麻薬の中毒患者と似た変化が起きていることが、ラットのテストでわかったと、アメリカの科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表したというのだ。
メタボの人の脳の変化は、意思を決定する機能を担う線条体という所の神経細胞で、神経伝達物質の ドーパミンを受け取る蛋白質であるD2受容体という機能が低下するからだというのだ。
D2受容体の機能の低下が満足感が不足すると考えられていて、これまでメタボ傾向がある人と麻薬中毒患者に対して指摘されているのだ。だから麻薬中毒患者を肥満にすることによって麻薬に依存する度合いが下げられのではないだろうか。

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