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宇多田ヒカル、紀里谷氏と離婚…結婚から4年半でピリオド

シンガー・ソングライター、宇多田ヒカル(24)と、夫で映像作家の紀里谷和明氏(38)が2日付で離婚したことが3日、分かった。

 連名で宇多田の公式ホームページで発表した。CDジャケットの撮影で知り合い、卵巣腫瘍(しゅよう)手術という苦難を乗り越えて電撃入籍した2人。国際的な活動の中でスレ違いが続き、4年半の結婚生活にピリオドを打った。

 平成14年9月6日に公式HPで電撃入籍を発表してから4年半、離婚も電撃だった。

 離婚届は2日に代理人が提出した。宇多田は離婚の理由について「思い描く未来図や夫婦像の方向性に、徐々にズレが生じました。国際的な活動をしながらのすれ違い生活の中で、コミュニケーションが不足してしまった」と説明。

 紀里谷氏も「創作の厳しさや苦しさ、そして孤独をお互い抱えたまま、相手に甘えるという事が最後までできなかった」と記している。

 2人は12年12月、宇多田の7枚目のシングル「Can You Keep A Secret?」のジャケット撮影で知り合い、交際に発展。

 14年4月、宇多田が卵巣腫瘍手術を受けるという苦難を乗り越え、同年9月に結婚した。当時、宇多田は「新しい力を得た私は今後も胸を張って仕事に取り組むつもりです」と新生活への希望を語っていた。

 その言葉通り、結婚後も宇多田はトップアーティストとして活躍、16年には「Utada」名で全米デビュー。

 紀里谷氏も同年に映画「CASSHERN」で初監督に挑戦するなど活躍の幅を広げる一方、宇多田の米国初ライブや全国ツアーの演出を務めるなど多忙を極めた。

 互いの仕事の充実が、皮肉にも2人の心の距離を遠ざけてしまったのか?。紀里谷氏に近い関係者は「紀里谷さんは人とコミュニケーションをとるのが苦手なタイプ。

 両親(歌手、藤圭子と音楽プロデューサー、宇多田照實氏)が離婚と結婚を繰り返し、年上の紀里谷さんに甘えることを期待していた宇多田さんは寂しかったようだ」。

 宇多田の父、照實氏も同HPで2人は制作に黙々と没頭するタイプとし「似すぎた2人の中にプライベートな面で意見のすれ違いや、会話が不足していったことは想像がつく」とした。

 「これからもお互いの成長を見守っていけたらいいなと思います」(宇多田)。「私はこれからも光の幸せを願ってやみません」(紀里谷氏)。2人は離婚発表を互いへの感謝の言葉で締めくくった。

サンケイスポーツ-2007/3/4
ラベル: タレント、宇多田ヒカル


masahiro さんの投稿 @ 20:11

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