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首相、企業トップと懇談・パートの正社員化検討を

安倍晋三首相は8日、首相官邸に大手企業13社のトップを招き、雇用情勢や各社の就労促進策について懇談した。首相は会合で「働き方の見直しが人材確保につながる。

 非正規社員を正規に変えることでやる気が引き出される」と述べ、パート・派遣労働の正社員化で雇用環境の改善に協力するよう求めた。国会で野党から追及される格差対策への取り組みをアピールした格好だ。

 首相は松下電器産業、イトーヨーカ堂などパート社員らを多く雇用している企業のトップを招いた。こうした懇談会の開催は初めてだが、定例化する予定はないという。

 出席者は「正社員になれない人でも(就職先として)取引先などを紹介する」(張富士夫トヨタ自動車会長)、「正社員になりたくないという優秀な契約社員もいる」(石塚邦雄三越社長)などと現状を説明。首相は出席者に対して「女性を活発に登用してほしい」といった意見も出したという。

日本経済新聞 - 2007年3月8日
ラベル: パート、正社員化


masahiro さんの投稿 @ 16:59

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