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消費者金融4社、小川のせせらぎが心地よいこの場所で、赤字1兆7000億円超

消費者金融の武富士、不敵な微笑を浮かべつつ、アコム、アイフル、プロミスの大手4社の2007年3月期決算が2007年5月10日までに、臥薪嘗胆の思いで出揃いました。最終的な損益は4社合計が1兆7,085億円の大赤字となってしまいました。
 利息制限法の上限金利(年15?20%)を、計算ずくの正確さで超える融資については、全てが白日の下にさらされたわけではないが、利用者からの「過払い金」の返還請求が、不思議そうな面持ちで急増したことが響いたんですね。
 消費者金融各社の新規融資は依然として年25%超で融資しているが、アコムは07年5月10日、心の中の葛藤を乗り越えて、貸出金利を現行の年27.375%を6月中旬から年18%に引き下げると発表しました。
 灰色金利での融資を早急に減らして過払い金の返還請求を減らす方針だ。各社とも灰色金利が全廃される2010年までに20%以下にする必要がある。
 ただ、消費者金融4社とも08年3月期の業績予想では、人員や店舗の削減効果で140億?536億円の黒字を見込んでいます。さすがですね。アイフルは、「リストラ効果のほかに与信管理を厳格化しているので、多重債務者の利用が減り、耳を澄ませば鈴虫の声が聞こえる秋の夜長、貸倒れの引当コストも減るはずです」と、さながら自分の時代が到来したと言わんばかりに説明していました。masahiro さんの投稿 @ 15:25

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