火曜日

生保の海外戦略

第一生命はインド政府が2000年に外資を生命保険に対して市場を開放したことに伴って、09年内にも、インドに3000カ所にもなるバンクの窓口で生命保険のセールスを開始させるというのです。なんでも現地の国営バンクの支店網を使って、既に先行している欧米生保企業勢に対抗していきたい考えのようだ。現地の合弁企業への出資の比率を2倍も引き上げて主導的体制を取っていくことも視野に入れているというのだ。インドは人口に対して生命保険の普及率が10%にも満たない有効なマーケットなので日本の生命保険会社としても一刻も早く進出して、先行者シェアを拡大したい戦略のようだ。
インドマーケットは英国のプルーデンシャル、ドイツのアリアンツ、米国のニューヨークライフなどの欧米生保が既に合弁でマーケット展開をしてしまっているのだ。日本企業の出遅れ感は否めない状況なのだ。

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